一時期ビジネス本とかコミュニケーションの本を読みまくっていた時期があるんですが、ちまちまメモにまとめていたので紹介したいと思います!
仕事活用編
ダニング・クルーガー効果
能力の低い人が自身を過大評価し、能力の高い人ほど自身を過小評価する認知バイアス
twitterで有名な曲線画像ですね。
ラバーダッキング法
何か問題に直面したり、自分の書いたコードをレビューする際にぬいぐるみやアヒル(お風呂の)に話しかけて説明することで、問題を解決したり思考を整理するテクニックです。
先輩に相談したら、答えを聞く前に解決しちゃったって言うあれですね。(多分めちゃくちゃあるあるだと思う)
フレーミング効果
同じ意味でも表現の仕方で行動を変えられる
たとえば
- このPJの成功率は90%です
- このPJの失敗率は10%です
どちらかのPJに参加しなければいけないとしたら、前者のPJに望みをかけたくなりますよね?。こんなふうに表現1つで相手の行動を変える心理テクニックです。
損失回避の法則
得より損することを恐れる
たとえばあなたが無条件で1万円もらえるとします。この時ジャンケンで勝ったら2万円になり、負けたら0円になります。という話を持ちかけられたら、多くの人は確実にもらえる1万円を選択すると思います。
このように損失を恐れる事を損失回避と言います。
少額の投資でもお金が掛かるし損するかもしれないという理由で挑戦してみないのはちょっと勿体ないかもしれないですね。
サンクコスト効果
投資した費用を回収しようとして、さらに投資した結果、損失が大きくなること
これはゲームのガチャやギャンブル、恋愛にも当てはまりますね。リターンが返ってくるまでお金を注ぎ込んだり、尽くし続けて損失が大きくなり、引くに引けないような心理状態です。
早めに撤退することも大事です
認知的不協和
割に合わないのに、行動している自己を正当化しようとする認知の歪み
報酬の安い同じ作業なのに「バイト」として作業してもらうか、「ボランティア」として作業してもらった場合、ボランティアとして作業してもらった方が、満足度が高いと感じるような現象です。
ブラック会社から離れられないような心理もこれにあたります。サンクコストの相乗効果で沼にハマります
フットインザドア
小さい要求から大きい要求を、お願いする
営業マンがお話だけでも!とドアに足を入れてくることが由来となった言葉で、有名な心理テクニックですね。
人間の発言と行動を一致させたくなる心理をついた「一貫性の原理」を活用したものです。
- A「うちの会社に興味ある?」
- B「ちょっと興味あるかも」
- A「とりあえず話だけでも聞いてみない?」
- B「まあ話だけなら」
- A「○日とか空いてる?」
- B「一応空いてる」
- A「リーダーに話してみるから、とりあえずその日面談しよ〜」
- B「わかったー」
こんな流れできたらBさんはなかなか断りづらいんじゃないでしょうか?笑
場合によってはほぼ誘導尋問に近いので使い方には要注意です
ドアインザフェイス
難しい要求をしてから、本命の要求をする
これも有名な心理テクニックですね
- 上司「このタスク今日中にできる?」
- 部下「ちょっと2日くらいかかりますね。。(本当は今日中で終わらせられる)」
- 部下「でも頑張れば明日で終わらせられますね!」
- 上司「じゃあ明日までお願い!!」
と今日中に終わらせないといけないような状況を、明日までにもってこれます
まあ状況によりますが。。